性病広辞苑モバイル版

非淋菌性尿道炎とは、淋菌以外の原因で尿道炎が起きることを総称して言います。

因となる菌は、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、トリコモナス、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、によるものです。

尿道炎は、症状と治療法の違いから、淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎の二つに分けています。

10日~20日くらいの潜伏期間の後発症します。薄いおりものがある程度ですが、放置していると女性は尿道が短いので、菌が膀胱へ達しやすく膀胱炎などの合併症をおこすこともあります。

妊婦が感染すると胎児が感染し、新生児結膜炎や新生児肺炎になることもあります。

非淋菌性尿道炎は主に、性行為・オーラルセックスなどの行為によって感染します。

更に不潔な手で尿道口付近を触ったり、女性は大便の拭き方や生理用品の扱い等で感染する可能性もあります。

マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの病原菌が原因と考えられていますが、一般検査での菌の検出は難しく、不明な点も多くあります。

非淋菌性尿道炎の症状は、潜伏期間は約1~2週間と短い上、一般に淋菌感染症に比して症状が軽く、排尿痛、尿道からの
膿汁の排出、頻尿などが症状として現れます。

主な症状はおりものの増加です。クラミジアと同じく症状が軽く、自覚症状がない場合も多いです。
感染しても無症状の場合があります。

頻繁にトイレに行きたくなり、排尿痛・下腹部痛・性交痛が起こり、黄色い分泌液や膿が出ることもあります。

非淋菌性尿道炎の予防には他の感染症と同様、性行為時コンドームの使用が有効です。

特にオーラルセックスの場合でもコンドームの使用を心がけることが重要です。

パートナーのどちらかが感染源になっている可能性があるため、非クラミジア性非淋菌性尿道炎(子宮頸管炎)と診断された場合は、
パートナーも同時に治療を行うことが必要です。