
| ケジラミ症 |
| (1)ケジラミ症って? |
| ケジラミ症とは、ケジラミという吸血昆虫が陰毛部の皮膚、毛根に寄生することで発症する性感染症です。 成虫の大きさは1mm前後で、色調は灰白色や灰白黄色。成虫の平均寿命は22〜28日ですが、毛から離れると48時間で餓死してしまいます。 ケジラミの潜伏期間は1週間〜1ヶ月で、ケジラミの卵は約7日で孵化し、その後7〜16日で成虫になります。成虫の寿命は約1ヶ月で、1匹の雌は一生の間に約200個の卵を生むと言われています。 |
| (2)ケジラミ症の感染経路 |
| ケジラミ症は主に性行為時に陰毛部の皮膚、毛根に寄生することで発症します。 陰毛どうしの接触感染が主なものですが、肛門周囲、わき毛、胸毛などの体毛や、時には頭髪やひげにも寄生します。 性行為以外に、毛布やタオルなどを介して、間接的に感染することもあります。 |
| (3)ケジラミ症の症状 |
| 男女ともに、同じ症状が現れます。 陰毛部に強いかゆみを伴う湿疹が現れます。陰毛の付け根付近に1mmほどの細長く黒い卵が付着して、吸血により下着に血や毛じらみの排泄物が点状に付くことで感染に気付きます。 ケジラミや卵は非常に小さいので、フケや塵と区別し、目視で確認するには難しいと言われています。 痒感を自覚するのは感染後1〜2ヶ月した頃です。その程度は個人差があり、数匹で痒みを感じる人から、多数匹がいてもあまり痒みを感じない人もいます。 家族やパートナーなど、他人へ簡単に感染するので、速やかな処置が必要です。 |
| (4)予防方法 |
| ケジラミ症の効果的な予防策はありません。コンドームを使用しても感染は予防できないのです。 最近ではケジラミなどの専用のスミスリンシャンプーというものが売られていますので、それを使用するのも一つの手です。 ケジラミ症と同時に他のSTDに感染していることも多いため、梅毒やHIV(エイズウイルス)などの検査を行うことが望まれます。 |
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