・3. 乳がん検査の種類
・
マンモグラフィ
乳房専用のX線検査でより正確な診断を行うために、
圧迫板に乳房を挟み押し広げた状態で撮影するので痛みを感じる人も。
早い段階でしこりを発見できる上、以前のレントゲン写真との
比較がしやすいというメリットがありますが、
わずかですが
放射線被曝のリスクもあります。
また乳腺が発達している
若い女性には不向きというデメリットがあります。
このため
40歳以上や乳腺が退縮する60代以上の熟年層に適しています。
・
エコー検査(超音波検査)
超音波の反射波を利用して画像をつくるのがエコー検査です。
エコー検査では、乳腺は白く、腫瘤は黒く写るため、
乳腺が発達してる若い人でも発見しやすというメリットがあります。
デメリットとしては、
石灰化が見つけにくいという点が挙げられます。
マンモグラフィのような静止画ではないので、検査技師の技量によっては
腫瘤が見逃されてしまうリスクがあります。
乳癌は初期の進行は非常にゆっくりで、
1つの細胞が1p程度になるのに
15年かかると言われています。
しかし1pが2pになるには、
2年とかからないそうです。
早期に発見することがどれだけ大事なことかわかりますよね。
定期的な検診と毎月のセルフチェックが、あなたの命を守ることに繋がります。