頭痛の種類によって対処法は異なります。
■症候性頭痛
命にかかわることもありますので、このようなような頭痛の場合はすぐに医療機関を受診することが必要です。
■片頭痛
<対処>
・予防
自分の痛みを誘う誘因を避ける
規則正しい生活をして自律神経の働きを整える
痛くなりそうな時に冷やして安静にする
予防薬(発作回数が少ない人や鎮痛薬がよく効く人には必ずしも必要なものではありません)
・痛くなったら
暗い静かな部屋で安静にする(光、音は避ける)
こめかみや痛む部分を冷やす
こめかみや痛む部分の血管を圧迫する
鎮痛薬(病院や市販の薬)
カフェイン(コーヒーやお茶)
■緊張型頭痛
<対処>
・予防
症状の予防・軽快のためには、原因となる筋肉の緊張を解消すること、起こさせないようにすることです。
姿勢を正しくする
骨格・体型の歪みを改善する
枕を正しく選ぶ
ストレスコントロール
・痛くなったら
入浴や、こっている部分をホットパックなどで温める
マッサージや指圧
ストレッチでこりをほぐす
薬(鎮痛薬は効果が得られない場合が多い)
■群発頭痛
<対処>
群発期を予測して予防薬を飲む
鎮痛剤
100%酸素吸入が有効な場合もある(市販の酸素スプレーでは代用できない)
群発期はアルコールを避ける