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特集
2016年  2月の特集
光老化について

・1.光老化とは
光老化(ひかりろうか)とは太陽光に含まれる紫外線による老化現象の事をいいます。
老化の原因の70〜80%はこの光老化のせいと言われています。


紫外線は当たったものへの化学変化を起こしやすく、刺激の強い光のことで、これを浴びることにより
シミ
シワ
たるみ
といった肌トラブルの原因となり、老化が進むというわけです。


太陽光を浴びるとビタミンDが生成される等の健康効果もありますが、この紫外線は要注意です!

・2.紫外線の波長がもたらす害

光老化について、有害な紫外線の波長について説明します。
紫外線の波長はUVA、UVB、UVCの3種類がありますが、地表に届くのはUVAとUVBの2種類です


■UVA
・コラーゲンやエラスチンを変性させる
・即効性はなく、ダメージを蓄積させていく
・保湿機能を低下させる

■UVB
・日焼けの原因
・炎症やしみの原因
・乾燥し、シワの原因となる

他、紫外線を浴びると肌を刺激から守ろうとメラニン色素が生成されます。
このメラニン色素がシミ・そばかすの原因となります。
上記のように紫外線は多くの肌トラブルの原因となっています
・3.光老化対策
光老化対策としてはとにかく光を浴びないことですが、それは現実的に考えて非常に困難です。
緩和する対策としては下記のようなことがあげられます。


■日焼け止め
日焼け止めの表記には「PA」と「SPF」があります。

PAとは … UVAを防ぐ力
PA+なら2倍から4倍、PA+++なら8倍以上、と+が多ければそれだけUVAをカットしてくれます。

SPFとは … UVBを防ぐ力
例) SPF20=何もつけていない1時間と、塗ったときの20時間とが、同じ量のUVBを浴びた計算になります。
※100%紫外線を防げるわけではない
※数値が上がると肌の負担も増えるため要注意

日焼け止めはPAとSPFの数値が高ければ効果的というわけではないので、時間帯や季節を考慮して使い分けましょう。


■ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、
・抗酸化作用
・新陳代謝を促す作用
・できてしまったメラニンを還元して色素沈着を防ぐ作用
・皮脂分泌のコントロール作用

等さまざまな美容効果があります。

上記の効果により、光老化のシミ、そばかす、たるみ対策として最適です。
また、ビタミンは飲むより肌に塗ったほうが効果が高いそうです。
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