回転性のめまいが強い場合には、
安静を保つために入院して治療する必要性があります。
めまいを軽くする為に、一般的なめまいに使用する
炭酸水素ナトリウムの静脈内注射、悪心・嘔吐には乗り物酔いなどに使用する
抗ヒスタミン薬や吐き気止めが投与されます。
前庭神経炎の治療には、
炎症を抑える副腎皮質ステロイドの投与が有効です。
前庭神経炎によるめまいは突然発症し、
症状が長期にわたって続く場合には、日常生活に大きな支障をきたします。
前庭神経炎の急性期の治療が終わったら、
適度な運動やバランスの良い食事、規則正しい生活を心がけ、
十分な睡眠をとることが重要です。