性病広辞苑
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膣トリコモナス症
(1)膣トリコモナス症って?
膣トリコモナス症とは、寄生虫の一種であるトリコモナス原虫が膣内に寄生することにより発症する膣内の病気です。
肉眼では確認できず、ゾウリムシのような原虫と同じ分類に属す寄生虫で、発症の季節は特に夏が多いと言われています。 トリコモナスには、膣トリコモナス症、腸トリコモナス、口腔トリコモナスがあり、それぞれ感染部位に特異的な性質を持っており、生殖器に感染するのは膣トリコモナス症だけです。
現在国内の女性の5〜10%が感染しています。
(2)膣トリコモナス症の感染経路
膣トリコモナス症は性行為により膣トリコモナスという0.1mmぐらいの原虫が膣や膀胱内に入り込み炎症をおこします。
感染源が原虫ということもあり、ごく稀にではあるが下着、タオル、シーツ、便器、浴槽での感染の可能性があります。 よって、性行為の経験のない女性や幼児にも感染することがあります。
(3)膣トリコモナス症の症状
トリコモナスは膣だけでなく、子宮頸管(子宮入口の管)、 膀胱、尿道へも感染します。
通常は10日ほど潜伏期を経て悪臭の強い泡状のおりもの、陰部と膣のかゆみが出ます。膣トリコモナス症を治療せずに放っておくと炎症が卵管まですすみ、不妊症や早産、流産の原因となります。
(4)予防方法
梅毒の予防には他の感染症と同様、性行為時コンドームの使用が有効です。
しかし、コンドームをしていても、性器以外の病変部との接触により感染する可能性があります。 陰部における、いつもと違う分泌物、傷、発疹などが出現したときには、性行為を控え病院で診てもらうことが先決です。

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