肩こりを治すために効果的なのは
やはり血行促進です。
血行不良を防ぐためには、
まず肩を冷やさないなどの工夫が大事。
「ストールや温熱グッズで体を温めるほか、
お風呂に浸(つ)かるのも効果的。
脳が温かさや心地よさを感じることで、
副交感神経が優位になり血管が拡張するため、
血液と熱が全身に効率よく巡るようになる。
また、浮力や水圧で筋肉のこわばりもほぐれやすい。
同時に、体をきつく圧迫するような洋服を避けたり、
荷物を持つときは片腕だけでなく左右交互に持つようにすると、
血流が滞りにくくなり、老廃物も流れやすくなるといいいます。
そのほか、温かいスープやドリンクを飲んで体の中から温めることで、血流アップ効果も期待できます。
とろみがあり、胃腸でゆっくり消化されるようなものを選ぶとより温まりやすいようです。
また、「冷え」や「肩こり・むくみ」を改善するため
すぐに実践できる”温活”のポイントを3つご紹介します。
①適度な運動やマッサージで、筋肉を動かす
筋肉を動かすことで、筋ポンプ作用の働きを活性化させることができます。激しいトレーニングや運動でなくても、「エレベーターを使わず階段を使う」「すきま時間や入浴時にセルフマッサージ」など、できることからはじめてみましょう。
手足の先が冷えると感じる人は、意識的に手や足の指を動かすことを習慣にするだけでも、効果があります。
②カラダを温める食べ物・飲み物を選ぶ
生野菜、冷たい飲み物などカラダを冷やす食品を避け、生姜、にんにく、根菜など、カラダを温める食材、温かい飲み物を選びましょう。エネルギー源になる炭水化物やたんぱく質を極端に制限しすぎるのも、「冷え」の原因になるので気をつけてくださいね。
③薄着をやめ、冷えやすい場所をカバーする
女性は、おしゃれを気にするあまり、薄着になりがちですよね。でも、冷えを改善するためには、首、おなか、手、足などの冷えやすい部位はできるだけカバーし、カラダの熱を逃さないことが大切です。マフラーやストール、ひざ掛け、腹まき、手袋、タイツや靴下、レッグウォーマーなどを、上手に活用しましょう。