■痛み止め等の薬
プロスタグランジンの分泌を抑えるのが
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)です。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)には
・バファリン(アスピリン)
・ロキソニン(ロキソプロフェン)
等があります。
分泌を抑える薬が効かない人は鎮痙薬(痙攣性疼痛を除く薬)等を試してみるのもありです
・ブスコパン(ブチルスコポラミン)
また、生理痛専用薬エルペインには
痛み止めとブスコパン両方が含まれています。
しかし、これらの薬にアレルギーや体質に向かないという方もいらっしゃると思います。
そういう場合は血行をよくする
漢方等がおすすめです。
・加味逍遥散(かみしょうようさん)(生理前に胸や脇などが張る人向け)
・佳枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)(冷えやのぼせがあり肩や首がこりやすい人向け)
・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)(貧血気味で疲れやすくなる人向け)
・附子人参湯(ぶしにんじんとう)(下腹部の冷えや関節痛、むくみがある人向け)
■ストレッチ
生理中に生理痛を和らげるストレッチを少しご紹介します。
・骨盤まわしストレッチ
1.まっすぐ立ち、足を肩幅に開く
2.手を腰に当て、左右それぞれ10回ずつ腰を回す(上半身・足は動かさず腰だけを動かすように意識してください)
左右各10回を1セットで、5〜10セット程度行いましょう
・体を伸ばすストレッチ
1.腕を上に伸ばしてつま先立ちする
2.腕は上に、足は地面に向かう気持ちでグーッと全身を伸ばす
座ったまま、腕や足をグーッと伸ばすのも良いでしょう
■その他
上記以外の方法では
・カイロ等で温めて血流をよくする
・布ナプキン等を使い冷やさないようにする
・ハーブティー等の温かい飲み物を飲む(カモミール等)
・足湯や入浴で温める
・ツボ押し
等があります。