2014年 11月の特集低容量ピルについて
1.低容量ピルについて知ってみよう
ピル(経口避妊薬)…英語でoral contraceptive(OC)ともいう。
~ピルを飲む事によって得られる効果~
1. 排卵を抑制する。
2. 子宮内膜を、受精卵が着床しにくい状態に変化させる。
3. 精子が子宮内に侵入しにくい状態にする。
1. 排卵を抑制する。
2. 子宮内膜を、受精卵が着床しにくい状態に変化させる。
3. 精子が子宮内に侵入しにくい状態にする。
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●かなり高い効果で避妊がする事ができる!
→正しく飲んでいれば確率は0.1%!!(1000人に1人)
コンドームだと3%にまで高くなる。(100人に3人も)
~ピルの副効用~
●月経周期が規則正しくなる
→毎月決まった日に生理が来るように!
●生理時の出血量が減少する
→月経痛・月経前症候群が緩和する(貧血にも効果あり)
●ニキビや多毛症が改善される など
2.低容量ピルの副作用について
ピルも薬なのでリスクが心配されると思います。
昔、ピルの開発初期(約40年前)のホルモン量が多いピル(中容量ピル)は
重大な副作用(血栓症や心筋梗塞)が心配されていましたが
現在、低容量ピルはほとんどの人の場合心配はありません。
服用して最初の1周期前後は
悪心・不正出血・乳房痛・吐き気・頭痛・倦怠感
などの症状が出る人もいますがこれは
身体がまだピルに慣れていない為の症状
なので2~3周期以内ですくにおさまります。
悪心・不正出血・乳房痛・吐き気・頭痛・倦怠感
などの症状が出る人もいますがこれは
身体がまだピルに慣れていない為の症状
なので2~3周期以内ですくにおさまります。
また、非常にまれですがピルによって
血栓症を起こすリスクが少し高くなるので
血栓症を起こすリスクが少し高くなるので
定期健診は必ず行うようにしましょう。
そして一番の心配といったら服用を中止したその後、きちんと妊娠するか。
ピルが避妊法として支持を集めている理由のひとつに「可逆性」があります。
ピルの服用を中止すればまた妊娠することができるのです。
ピルが避妊法として支持を集めている理由のひとつに「可逆性」があります。
ピルの服用を中止すればまた妊娠することができるのです。
3.ピルを使用するにあたって注意すること
手軽に、そして確実に避妊ができるピルですが服用する際に注意する事があります。
~ピルを服用してはいけない人~
●以前に服用し、過敏症を起こしたことのある人
●35歳以上で1日15本以上の喫煙者
●妊婦、または妊娠している可能性のある人
●思春期前の人
●前兆を伴う片頭痛がある人
●乳癌、子宮体癌、子宮頸癌、子宮筋腫にかかっている、または疑いがある人 など
~ピルを慎重に服用しなければならない人~
●40歳以上の人
●乳がん・血栓症の家族歴のある人
●喫煙者
●糖尿病またはその疑いのある人
●肝障害のある人
●心臓の病気、腎臓の病気にかかっている人・かかったことのある人 など
~ピルは性感染症は防げない~
ピルはHIV感染(エイズ)および他の性感染症を防止するものではありません。
これらの感染防止にはコンドームを使用することが大切です。
~ピルは性感染症は防げない~
ピルはHIV感染(エイズ)および他の性感染症を防止するものではありません。
これらの感染防止にはコンドームを使用することが大切です。