2017年 2月の特集水について
1. 水道水とミネラルウォーターの違い
お水は人にとって欠かせないもの。
人の体の約60%を水が占めているので水分が不足するなら人は生きていけないのです。
ところで皆さんは普段飲む水は水道水?それともミネラルウォーター?
最近はペットボトルのミネラルウォーターを定期的に買って飲む人も多いと思います。
またミネラルウォーターはスーパーやコンビニなどでも安く手に入り買いやすくなったということもありますよね。
それとは逆に水道水はそのまま飲むと変な臭いがして美味しくないということと、色々と有害な物質が含まれていると言われ直接飲む人も少なくなってきています。
そんな水道水とミネラルウォーターの違いはどのようなものがあるのでしょうか?
2. 安全性の違い
水道水、ミネラルウォーターともに監督省庁は厚生労働省ですが
水道水は水道法に、ミネラルウォーターは食品衛生法に基づいて作られています。
それぞれの水質基準は水道水が51項目、ミネラルウォーターは18項目の基準が定められています。
安全性では水道水の方が確実に安全ということが分かりますね。
3. 水道水の隠れた危険性
ミネラルウォーターより水道水の方が安全だということが分かりましたが、
隠れた危険も多く含んでいます。
その原因は日本の水道管の4分の1は老朽化して交換が必要な状態になっているということです。
古い水道管には脳や腎臓に障害を及ぼす「鉛」や「アスベスト」が使われていて
水に溶け込んでわたしたちの身体に入り込みます。
鉛は神経系の障害や貧血、頭痛、食欲不振などの中毒症状があり、
アスベストは発がん性のリスクを高めます。
水道水が飲める国としてかなり厳しい体制で管理されている日本ですが、
日本国内でみたときにはまだまだ危険性を含んでいます。
自分や家族の身体を守る為にまずは今の現状をしっかりと知る事が大切です。