2018年 2月の特集毛のう炎について
1.毛のう炎とは
毛のう炎とは、にきびほどの知名度はありませんが、皮膚炎の一種です。
にきびのように膿が溜まる吹き出物ですが、アクネ菌が原因でなく黄色ブドウ球菌等が原因で発生します。
軽度であれば問題ありませんが、ひどくなると赤みが目立ったり、痕や肌の硬化が残る場合も。
ムダ毛処理でカミソリや毛抜きを使った際に起こることが多く、要注意です。
また、女性の場合は生理等で陰部に出来ることもあり、その場合治りにくい事が多いそうです。
また、女性の場合は生理等で陰部に出来ることもあり、その場合治りにくい事が多いそうです。
2.毛のう炎の原因
常在菌の黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌による炎症で、一見にきびや汗疹に近いのですが、なかなか完治しなかったり赤みやかゆみを伴います。
カミソリや毛抜きの際の傷から発症することもあれば、生理中の陰部のムレで最近が繁殖しやすい環境になり発症してしまうことも。
また、免疫力の低下による細菌感染でも引き起こされます。
顔、額、脇、背中、陰部等、様々な場所に出来ます。
3.毛のう炎の対策・対処
軽度の毛のう炎は自然治癒することも多いのですが、生理中の陰部は完治しづらい状況です。
対処としては布ナプキン等の通気性のよい生理用品を使用するか、早めに病院にいって抗菌剤等を処方されるのが良いでしょう。
重症化して膿が溜まってしまうと手術して膿をだす場合も有るようです。
また、免疫力の低下からも感染しやすくなるので生活習慣などにも気をつけましょう。
そして、カミソリ等の傷に関してはムダ毛処理はサロンに頼むのが一番なようです。