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特集
2015年  7月の特集
日焼けについて

・1.紫外線の種類
地表に届く紫外線にはUV−AUV−Bの2つの種類があります。
 
UV−A
生活紫外線と呼ばれ、肌の奥まで届きサンタン(肌が黒くなること)を引き起こしシミ・シワ・たるみの原因となります。
また、雲やガラスを通り抜けるので曇りの日や屋内でも注意が必要です。
一年中降り注いでいるものなので、年間通して対策が必要!
秋冬でも日焼け止めは欠かせません。
 
UV−B
レジャー紫外線と呼ばれ、肌の外側に作用してサンバーン(肌が赤くなること)やサンタンを引き起こし、
乾燥・シワ・肌あれなどの原因になります。
また、雲やガラスをほとんど通り抜けることがないので、曇りの日や屋内ではあまり影響がありせん。
4月から量が増え始めて5〜8月がピークになります。
・2.PAとSPFの違い
PAとは、Protection grade of UV-A(プロテクション グレイド オブ UVA)の略で、
紫外線A波から防御して、肌が黒くなるのを防ぐという意味です。

〜PA選びの目安〜
・PA ++→ごみ捨てやちょっとした買い物、洗濯物を干す場合など
・PA ++〜+++→スポーツや通勤、散歩などにより屋外で1〜2時間過ごす場合
・PA +++ 〜++++→晴天の日に長時間、屋外でスポーツやレジャーなどを楽しむ場合



SPFとは、Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で、紫外線防御指数ともいいいます。
これは紫外線を浴びた際に皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したものです。
SPF1の数値で20〜25分紫外線を浴びても肌が赤くならない効果があります。

(例) SPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。
 6時間40分までは日焼けが抑制されるというワケです!


〜SPF選びの目安〜
・SPF15〜20→通常の家事(洗濯物を干したり、近所へ買い物)
・SPF30以上→長時間の外出、そして海や山で紫外線を直接浴びる時
・3.日焼け止めを効果的に使うポイント
日焼けを用心する人は、やや高めのSPFで選ぶようですが、
肌にやさしい日焼け止めにしないと肌に負担がかかってしまいます。
一番大切なのはSPFやPA値の高いものにするより、こまめに塗りなおしたほうが効果が保てます!

SPAとPAの数値はあくまで肌が見えなくなる位しっかり日焼け止めを塗って
なおかつ
汗などで落ちてしまうことがない場合の目安です。
日中は活動して汗をかいたり服やタオルで日焼け止めが落ちてしまう可能性が高いのです。

どうしても海水浴、山登りといったレジャー系に行かれる場合や塗りなおしができない場合は、
数値が低い日焼け止めを塗った後に、紫外線カット用のパウダーを塗るのがオススメです。
パウダータイプは基本的に固体で肌に浸透しないので、肌への負担は少なくなります。
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