・1.今話題のｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞとは？

ｱｻｲｰ､ｽﾋﾟﾙﾘﾅ､ｺｺﾅｯﾂｵｲﾙなどが以前からもｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞとして話題になり､最近ではｺﾝﾋﾞﾆやｽｰﾊﾟｰなど身近なところでもよく見かけるようになりました｡
次々と新しいｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞが現れる中､ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟに効果ありとされる｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣が今話題になっています｡
｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣のお話に入る前に､みなさん｢ｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞ｣って言われて､何かﾋﾟﾝときますか？
語呂だけですと､｢奇跡の万能食材！？｣みたいな印象も受けますが､そういう食材ではありません｡
それでは､まずｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞのことからご説明します！

・2.そもそもｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞとは？

ｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞとは､｢栄養ﾊﾞﾗﾝｽに優れ､一般的な食品より栄養価が高い食品であること､あるいは､ある一部の栄養･健康成分が突出して多く含まれる食品であること｣や｢一般的な食品とｻﾌﾟﾘﾒﾝﾄの中間にくるような存在で､料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ食品｣のことと定義されています｡（日本ｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞ協会HPより）
 
要するに､｢それぞれ特定の栄養価が高い食材なので､日々の食事にﾌﾟﾗｽして補うことによって
日常的に健康を保つことに効果がある食品｣という位置付けになります｡
栄養価が高いからと言って､この食材だけを取っていれば健康を保てるというわけではないので､要注意！
基本は､足りない栄養素を補う食品です｡

・3.代表的なｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞについて

簡単に代表的なｽｰﾊﾟｰﾌｰﾄﾞとその成分･効果などをご紹介していきます｡
 

ｱｻｲｰ…ﾎﾟﾘﾌｪﾉｰﾙ､鉄分､食物繊維､ﾋﾞﾀﾐﾝEが含まれているﾌﾙｰﾂ｡不足がちなﾐﾈﾗﾙの補給､ﾎﾟﾘﾌｪﾉｰﾙの抗酸化作用による老化予防効果などの効果があるとされています｡

ｽﾋﾟﾙﾘﾅ…ｶﾛﾃﾝ､鉄分､ﾋﾞﾀﾐﾝB群､ﾌｨｺｼｱﾆﾝが含まれている地球上最古の植物とされる藻の一種｡ﾊﾟｳﾀﾞｰ状にしたものを摂取します｡野菜不足の方の栄養ﾊﾞﾗﾝｽ改善やﾌｨｺｼｱﾆﾝの抗酸化力による抗炎症や免疫力増強効果があるとされています｡

ｷﾇｱ…たんぱく質､ﾐﾈﾗﾙ､食物繊維､ﾋﾞﾀﾐﾝE､ﾋﾞﾀﾐﾝB2が含まれているｸﾞﾙﾃﾝﾌﾘｰな穀物｡不足がちなﾋﾞﾀﾐﾝ･ﾐﾈﾗﾙ･食物繊維の補給のため摂取すると良いとされています｡

ｸｺの実…ﾋﾞﾀﾐﾝA､ﾋﾞﾀﾐﾝB1､ﾋﾞﾀﾐﾝC､鉄分､ｶﾙｼｳﾑが含まれる高栄養ﾌﾙｰﾂ｡不足がちなﾋﾞﾀﾐﾝ･ﾐﾈﾗﾙの補給に良いこと､またﾋﾞﾀﾐﾝA･Cによる抗酸化作用があるとされています｡

ｱﾏﾆ油…αﾘﾉﾚﾝ酸という脂肪酸が豊富なﾍﾙｼｰｵｲﾙ｡αﾘﾉﾚﾝ酸による抗炎症作用があるとされています｡

ｺｺﾅｯﾂｵｲﾙ…中鎖脂肪酸､飽和脂肪酸でありながら健康に役立つｵｲﾙ成分｡体内に蓄積されにくく速やかにｴﾈﾙｷﾞｰ源となる特徴があります｡

・4.気になる｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣について

｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣は､ﾀｲの山岳地帯に生息するﾏﾒ科の希少植物｡正式な呼び名は“ﾌﾟｴﾗﾘｱ･ﾐﾌｨﾘｶ”｡

そして､特徴としては
植物性ｴｽﾄﾛｹﾞﾝ･ｲｿﾌﾗﾎﾞﾝが大豆の40倍も含まれていること！
豆乳を摂取すると､ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟするという話を聞いたことありませんか？
これは､大豆に含まれるｲｿﾌﾗﾎﾞﾝが
女性ﾎﾙﾓﾝと似た働きをするため効果があるとされています｡
この｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣も同様の理由で､豆乳よりももっと豊富にｲｿﾌﾗﾎﾞﾝが含まれているので､
さらに効果的だと注目されています｡
 
さて､ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟできるとして話題に上がっている｢ﾌﾟｴﾗﾘｱ｣ですが､
実は副作用がある方もいらっしゃるとのこと｡

それは､ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟには女性ﾎﾙﾓﾝのﾊﾞﾗﾝｽが深く関係しており､女性ﾎﾙﾓﾝの分泌が足りているのに
摂取してしまうと過剰分泌となり､いろいろな症状（生理不順など）が出てきてしまう場合があります｡

つまり､ﾎﾙﾓﾝﾊﾞﾗﾝｽを逆に崩してしまう恐れがあるということですね｡
なので､分泌の足りているようなお若い方には必要ないですし､生理中の摂取や妊娠､授乳期の方も副作用のﾘｽｸが高まる可能性があるため､控えた方が良いかもしれませんね｡
 
ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟを考えている方は一度試してみて､摂取量や期間を調節してみるのが良いではないでしょうか？

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