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2014年  8月の特集冷えについて 2

1.子宮と冷えについて

冷えのダメージが、いちばん表れやすいのが子宮です。

子宮は、妊娠、出産に備えて多量の血液を必要としてる分、血の巡りが滞ると、すぐに冷えてしまいます。
服装・食事など普段に生活の中にも、体を冷やす原因がいっぱいあります。


 
あなたの子宮冷えていませんか?

■子宮の冷えのサイン■
 
・生理痛が重く、生理がスッキリ終わらない
・食後のポッコリお腹が気になる
・お腹やお尻を触ると冷えている

2.子宮が冷えると…

1.PMSや生理痛が重い
冷えで骨盤内の血行が悪化してうっ血が起こり、生理のときの経血も流れにくくなり、経血を押し出そうと子宮が強く収縮し、痛みが出ます。
 
2.生理不順
冷えで血液が行き渡らなくなると、卵巣の働きが低下。
ホルモンを分泌して生理のリズムを整えるという本来の機能が果たせなくなり、生理の周期が乱れる原因に。
 
3.ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンは卵巣からを分泌されています。
ホルモンバランスが崩れると、生理不順、無月経、肌荒れ、ニキビ、髪がパサつくなど、さまざまな症状が出ます。
 
4.病気
膀胱炎、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮がん、関節炎、etc...
 
5.不妊
冷えが進むと、卵子が成熟しにくくなったり、卵管を移動する力が弱くなったり、スムーズに排卵できなくなったりします。
受精しても着床しづらく不妊の原因に。

3.子宮の冷え対策

冷え対策については、前の特集でも紹介しましたが、ここでは、更に子宮に効果があるものを紹介します。

1.大事な栄養素
ビタミンB1は、糖質を燃やし身体を動かすエネルギーを生み、体熱を効果的に生み出す効果があります。
多く含まれている食品
豚肉、マグロ、卵、ゴマ、ほうれん草、レバー、イワシ、焼き海苔、etc...


 
2.ヨモギ蒸し
子宮に直結する器官である膣にヨモギを蒸した蒸気を当てることで子宮から体全体を温める方法


 
3.足をよく動かす
足を動かすことで血行が促進されますので、子宮へスムーズに温かい血液を送ることができます。
特に足の裏を冷やすと、内臓が冷えてしまいますので、素足になるのをできるだけ避けること。


 
4.骨盤を動かす
月経痛とかかわりが深いのは、腹部で骨盤につながる「腸腰筋」という筋肉。
よく動かすと、子宮周りの冷えが改善し、痛みの軽減に。